ヨーニマッサージをしていて痛点に出会うことがよくあります。
「ちょっと、そこ、変な感じがします」
と言われて、その箇所にとどまり、圧すと、
とても痛みを感じ、
感情や記憶がよみがえってくることがあるのです。
たとえば、愕然とするほど多くの女性たちが
産婦人科で受けた検査、手術、出産などの体験にまつわる
憤りや悲しみを抱いています。
その場においては発することができなかった言葉が、
絞り出すように出てきます:
「やめて下さい!」
「痛いです!」
「これは私のからだです!」
「手をどけて下さい!」
女性としての自分、
そして、その最も大事な、聖なる部分であるヨーニ
に対する敬意が感じられなかったことが口惜しいのです。
まるでものであるかのように扱われた憤慨、
自分のからだに関することなのに自分で決断させてもらえなかったという不本意さ、
乱暴に扱われ、傷つけられたという痛み。
出産体験がレイプのようだったと言う女性さえいるのです。
マッサージで痛点にあたることによって
もう一度その心身の痛みを自覚をもって感じ、
その時にははっきりと気づけなかった憤りを表現し、
自分を守れなかったという悲しみに立ち還ります。
発言できなかった言葉を発し、流せなかった涙を流した後には
痛みもおさまり、
凍ったように無感覚になっていた部分が
また柔らかく息づいてきます。
だから日頃からぜひあなたのヨーニとの関係を築き、
ヨーニを通して呼吸し、
ヨーニと語り、
ヨーニに触れてあげてほしいのです。
そしてあなたのヨーニを守ってあげて下さい!
何が、誰があなたのヨーニに触れていいかを決めるのは、
ほかの誰でもない、あなた自身だけです!
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