私たちのヨーニ〜女性器〜は
もともと開かれ、受け入れ、愛する存在です。
ただ少女から女性として生きていく中で
境界を越えられたり傷つけられたりして、
感じやすく柔らかいだけに
こわがり、不信感を抱いたり、閉じられてしまったりします。
それに、ゆったりとできるまでに時間がかかります。
アメリカで行われた、ある研究によると、
本当にくつろぎ、いい気持ちになれるまでに平均42分かかる、という結果が出ています。
その際、室温やインテリアも心地よく、
何よりもパートナーと一緒にいて安心できることが大切です。
同じように男性たちのハートも
もともと開かれ、信頼し、自分を伝えたがっています。
ただ少年から男性として生きていく中で
境界を越えられたり傷つけられたりして
感じやすく柔らかいだけに
こわがり、不信感を抱いたり、閉じられてしまったりします。
それに、くつろぎ、安心できるまでに時間がかかります。
あるカップルワークショップで、１人の男性が感慨深そうに
「ぼくたちは心に思っていることを伝え、
自分を見せられるまでに逆に42分かかるんだ」
と言ったのが印象的でした。
私たち女性は、そういう男性たちの繊細さを分かってあげることが大切です。
男の人が親しみをこめて女の人の肩を叩く時、
悪気がなくても痛いこともあるものです。
同じように、女の人がまったく悪気がなく言った言葉が
男の人の心をぐさっと傷つけることもあるのです。
パートナーの男性が触れてくるだけで
セックスをしたいんじゃないかとおそれて
びくっとなってしまう女性がいるように、
パートナーの女性が「ちょっと話したいことがあるんだけど」と持ち出すだけで
びくっとしてしまう男の人もいるのです。
だから覚えておいてほしいのです。
男の人が何を考えているのか知りたい時には
優しく問いかけて、じっくり話を聴いてあげて下さい。
黙って、口をはさまず、
好奇心をもってゆったりと聴いてあげてほしいのです。
聴いている間に
連想して浮かんでくることや、それについての自分の意見が首をもたげてきたり
いろんな感情が湧きあがってきたり
からだが反応したりすることもあるでしょう。
そういう自分に気づきながらも、しっかり耳を傾け続けてあげて下さい。
私たち女性が、パートナーと一緒に過ごす時の彼の言動のすべてを通して
安心し、大切にされている、と感じることで、
心もからだも開けるように、
男の人たちも、そういう安心感があってこそ、心を開くことができるのです。
だから、大切に思っているということを
言葉やしぐさでしっかり伝えてあげて下さい。
パートナーがいる人は
大好きな人の大好きな人になれた、という奇跡に感謝し、
恋している人は
ただ愛に生きられることに感謝して。
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